前回、住友林業緑化の外構提案がありましたが、あまりにも外構について無知なMoco一家。
出てきた提案が良いのか悪いのか。金額が妥当なのか。全くわからない状態でした。
そこで、プロの意見を聞いてみようということで、
YouTube・インスタ等で外構についての情報発信をされている、いわば外構のプロ、「庭ファン」様に、外構についていろいろと相談に乗っていただきました。
庭ファン様とは?
庭ファン様(@niwafan1128)とは、元・外構エクステリア販売の商社マンで、現在は業者と一般消費者とのひどい情報格差を是正するため情報を発信されている、外構系インフルエンサーです。
Instagramフォロワーは7.4万人、YouTubeチャンネル登録者数は10.9万人、総再生数は3,200万回。
外構に係る書籍も発行されている、正真正銘の外構のプロ。外構業界で知らない人はいないお方です。
こんなスゴイ方に相談に乗っていただけるとは、なんと心強い!
通常、庭ファン様に個別で外構見積もりや相場などの相談に乗っていただく場合、有償(2万円)となりますが、ブログ運営者に限り無償で対応いただけるとのことで、迷わず飛びつきました。
ブログやっててよかった~!
庭ファン様への相談内容
まず、我が家の外構の問題点、住友林業緑化の外構見積についてはこちらの記事をご覧ください。
我が家が庭ファン様へご相談したポイントは以下の3つです。
事前の条件や現場の写真などをお伝えしたうえで、ご回答いただきました。
南側ブロック塀のいい目隠し方法
対策としては、
「隣地の方に相談してこちらの費用で解体と目隠しフェンス設置をさせてもらう」
予算のこともありますが、こちらがベターの解答ですね。
それが一番ですよね、やっぱり。
ですが、再建工事が相手様の敷地内に設置になるのか、自分の敷地に設置になるのか、必ずお話をしておいてください。
通例では自分の敷地内に設置するのが前提になります。
控壁はなくなりますが…そうなると取り壊さずに自敷地内で目隠しを作ったほうがよかったりします。
壊して、自敷地内に立て直すなら、目隠ししちゃったほうが手っ取り早いと。ただやっぱり控え壁が気になります。。
方法として、「カバー工法」で、見た目を隠すのが良いと思います。具体的にな商品として
1.リアルフィット
2.エバーアートボード
3.塗り壁などに変える
などがありますよ。
リアルフィット
リアルフィットとは、銘竹柄の模様を人工竹で再現したエクステリアにも採用可能なカバー材。腐敗も無く、加工も簡単とのこと。竹なのでかなり和に寄っている感じ。
エバーアートボード
エバーアートボードとは、88色ものバリエーションがある、リアルテクスチャーパネル。サンプルを触りましたが質感もGOODでした。
バリエーションが豊富なので、好みのものが見つかりそう。
塗り壁などに変える
いわゆる左官ですね。既存のブロック塀に下地を塗って表面を仕上げるやり方。ただ、クラックなどのリスクはありますね。
これらのやり方のメリット・デメリットをまとめると・・・
▼メリット
・解体費用がかからないので安く、短工期で対応が可能
・敷地を広く使える
▼デメリット
・控え壁は残る
・相手様の持ちものだと思われるので交渉が面倒
・メンテナンスはほとんど発生しない見込みだが、その度に交渉手間が発生
となります。
解体費用もバカになりませんしね。。憎き控え壁。。
あとは、カバーというよりも既存ブロック塀にもう1個フェンスなどを設置して壁を作るという方法もあります。そのメリット・デメリットは・・・
▼メリット
・見た目が美しい
・自分の敷地内で完結できるので、手間・不安はゼロ
▼デメリット
・(既存を残す前提なら)二重に壁ができて敷地が狭くなる
・費用がどうしてもかさむ傾向にある
敷地が狭くなるのは痛いですが、控え壁の手前にもう一個フェンス作ればたしかにスッキリはしますね。
お庭の入り口を閉じてしまうことは一般的か
個人的には、出入り口なしのほうが好みです。
あまり外から庭に直接アクセスする生活動線がイメージできず…
生活上で、そういうパターンと家からアクセスするパターンどちらが多いか検討ください。
来客が多くBBQすることが多いなどあれば、有りでも良いと思います。
そうなんですね、閉じてもおかしくないし、そもそも庭ファン様は閉じたほうが好みと。
それぞれのメリデメは・・・
▼出入り口を設けないことでのメリット
・出入り口のスペースが不要になるため、その分の施工費が浮く
・また、スペースが広くとることができる。
・ワンちゃんの脱走防止にもつながる。
▼出入り口を設けないことでのデメリット
・お庭へのアクセスルートが限定される
・お庭に出ようとすると、靴がない(せっかくのお庭なのに出にくい)
なるほどー!メリデメ踏まえて我が家は出入り口無しで全然OKだな~。
ぼく脱走なんてしません!
通路は比較的スペースの無駄になりやすく屋根とサンダルスペースを確保できれば問題は…解決するかなと思ってます。
そうか、庭に出るときの外履きを置くスペースって全然考えてなかったです。
住友林業緑化の外構見積のチェック、安くする方法など
価格を拝見させていただきましたが、いわゆる「スミリン価格」になっています。
やはり!!
仲介手数料などが入っていて、割高感…は拭えないと思います。
その分、施工のクオリティなどは一定の品質は担保できると思います。
費用と品質のトレードオフね。
ですので、住友林業緑化以外で見積を取って比べていただくことをおすすめします。
まとめ
今回、庭ファン様にアドバイスいただけたこと、本当に良かったです。
施工会社と施主が1対1で話し合いや交渉の席に立つと、どうしても施主側としては、
- 「これは、営業トークなんじゃないか?」
- 「ここは吹っ掛けてきてるんじゃないか?」
- 「ほかにいいやり方があるんじゃないのか?」
といった、疑問・不安が頭をよぎります。
こういったときにセカンドオピニオンとして、利害のない第三者的意見としてアドバイスをいただけることがどれほど助かるか。身に染みて感じました。
正直、有償でも依頼する価値大いにありです。
YouTubeやインスタで外構にかかる情報を大量に発信されているので、外構検討されている方は是非一度庭ファン様の各サイトをご覧ください。
この度は庭ファン様、本当にありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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