前回、外構の3回目の提案があり、その金額は762万円と当初の資金計画で積まれていた200万円の約8倍になっていました。
前々回と比べ196万円増でしたが、その理由が「概算見積が甘かったから」でした。
この理由にどうしても納得が出来ず、改めて説明を求めました。(いわばクレームです)
見積金額が増額した理由の説明
196万円の増額となった理由を改めて説明してもらいました。
我が家に着いた若い担当者とセットで緑化の所長が同席して説明をしてくれました。
- 外構検討当初からタイルデッキの面積が増えたことで、東側の塀を建てるのに強固な基礎必要となる。この概算見積があまかったこと。
- 仮設・共通工事、土工事にかかる費用の概算があまかったこと。
- 外構に照明を加えたこと
結局、概算があまかったことが一番大きな理由なのですが、そこに至るプロセスが、勝手にどんどん見積金額を上げていくようで、こちらとしては都度説明してほしかったですし、費用を上げない方法などの提案がほしかった。
こういった提案だと、業者に言われるがまま費用だけ簡単に上がっていく。その説明も充分でない。
そこに、不安を感じたというのが我々のクレームの本質だったのかな、と思います。
外構の担当者もまだ若い方だったのでコミュニケーションに少し難があったのかもしれませんが、我々は一生に一度の家づくりですから妥協はできないので、言いたいことは言わせてもらいました。
外構費用の削減(タイルデッキの変更)
外構費用の削減に向けて、タイルデッキをグレーチンで仕上げとする現在の仕様を、建物工事に持っていく提案をいただきました。
リビングとタイルデッキの面を合わせるための方法として
マルチフット工法
という工法で行う提案をいただきました。
マルチフット工法とは、デッキの基礎にプラスチック製の台座の上に、20mm角のタイルを置く工法のことで、これにより本来水切りまでしか上げられないタイルデッキの高さを、窓枠まで上げることができます。
パシオンHPより
これにより、外構費用のタイルデッキ工事で190万円だったものが、140万円ほどになり、約50万円ほど金額を抑えることができます。
外構業者を緑化以外で行う場合
我が家が外構の検討を急いで進めている理由は、建築確認申請で天空率による斜線制限緩和措置を行うためです。
外構について、緑化以外を採用する場合どうしたらいいのか、確認しました。
天空率による斜線制限緩和において、必要なのは造作物の高さ。
造作物の高さがどの位置にどれくらいかで、天空率計算を行うためです。
建築確認申請をするまでに、この造作物の高さを決めておく必要があります。
我が家の場合これは、既存ブロック塀の高さと同様、1800mmと決めました。
なので、この高さを超えない範囲で塀を建てる分には、緑化でやろうが他社でやろうが問題がないわけです。
緑化以外の外構業者に依頼する場合、塀の高さを守ってもらうよう伝えておけば、とりあえず問題がないわけです。
まとめ
住友林業緑化に対してクレームを入れ、外構費用の見積について説明をいただきましたが、本質は外構担当者の説明不足にありました。
正直、緑化に対しての心象は良いものではないし、費用が高いことは変わらないので、他の外構業者でお願いする方が良いと思っています。
庭ファン様のススメもあり、他の外構業者で見積取得をしていくことに決まったのでした。
コメント