こんにちは。住友林業施主のMocoパパです。
このブログでは、2023年4月契約、2024年4月末引渡予定の我が家の、家づくりや暮らしについて発信しています。
我が家の住友林業との家づくりの経緯(着工に至るまで)はこちらをご覧いただければと思います。
さて、我が家の外構は、打合せ時点では住友林業緑化と相談していました。
ただ、工夫もなくただただ膨れ上がる外構費用に不安を感じたため、緑化以外の外構業者を検討することにしました。
課題:既存の古いブロック塀
外構を検討するにあたり、どうしてもクリアしなければいけない課題がありました。
それは、隣地との境界線上の古いブロック塀と控え壁です。
古くて汚いブロック
この古いブロック塀は、この土地を更地にする前からあったものです。
歴史を感じる、というより、かなりばっちいブロックで、だいぶ朽ちはじめています。
つまり、見た目悪い!
このブロック塀は南側にあり、我が家のリビングからお庭を眺めた際に目に入るもの。このままだとリビングからの景色がかなり残念なものに。
お庭にはこだわりのタイルデッキをつける予定ですが、これが目の前にあると思うと、萎える。。
取ってつけた控え壁
売主が更地にして売り出す際に、建築基準法クリアのために取ってつけたように控え壁を付けていることでさらに景観を悪くしています。
建築基準法により1.2m以上のブロック塀には控え壁(倒壊しないように支える壁)を設置することが定められています。
強度をとるための控え壁ですが、取ってつけただけなので鉄筋も入っていないように見受けられ倒壊の危険性は残っていると思われました。。
隣地の方との共有物
このブロック塀は隣地との境界線上にあり、お隣さんとの共有物の扱いです。
つまり、手を加えようとするとお隣との協議が必要になります。
近所の方とは揉めたくないわ。。
解決策をプロに相談
これらの課題をどうしたらいいのか、素人のMoco一家には皆目見当もつきません。
なので、プロに相談しました。SNSなどで活躍されている庭ファン様です。
対策はいろいろ教えてもらいましたが、ベターな選択は
隣地の方に相談してこちらの費用で解体と目隠しフェンス設置をさせてもらう
でした。
共有物は後々揉めることもあるので、こちら側に寄せてフェンスを新設し隣地境界とこちらの所有物をはっきりとさせたい。
既存ブロックの課題に対する方針
これら踏まえ、方針は以下としました。
- 隣地の方の許可が下りれば、我が家の負担でも解体&フェンス新設をする
- 隣地の方の許可が下りない場合は、既存ブロックが見えないような工夫をする
まずは、隣地の方と協議しなければ何も始まらない、というわけです。
いざ、お隣さんへ相談
お隣の方と交渉が始められるのは、土地が完全に私たちの所有物になってからです。
つまり、土地の決済を終えてから。
土地の契約から約3か月。土地の決済を行ったあと後すぐに隣地の方へご挨拶兼ねて相談に行きました。
焼き菓子の手土産をもって、夫婦2人で直接お隣のお宅へ訪問しました。
はじめまして。隣の土地を購入したMocoパパと申します。今回こちらに家を立てさせていただこうと思っています。工事で騒がしくなりご迷惑おかけしますが、何卒宜しくお願い致します。
まずは丁寧にごあいさつ。変な人じゃないんだよ、を猛然とアピールです笑
出てきたお隣の方は、ご年配のお方でおおらかでとても感じの良いかたでした。聞けばこの周辺は高齢化が進んでいて近隣はご年配の方が多いのだそう。
優しそうなお方でよかったー。
工事が始まる時期や、完了予定、近隣の情報や、お隣の方はいつから住まわれているのか、などなどいろいろお話させてもらいました。
これからずーっとお付き合いしていく方ですから、コミュニケーションはとても大事。
ついては、この共有のブロック塀なんですが、だいぶ古く危険ですし、見た目も悪いのでこちらの負担で新しいものに変えたいと思っております。その際は、土地の境界線のこちら側にフェンスを新設をさせていただきたいのですが、問題などありますでしょうか。
正直にお伝えしました。
結果は「そうなんですね、わかりました」とOKをいただきました!
うぉーやった!!第一関門クリア!!
ありがとうございます。詳細がきまりましたらまたご連絡差し上げますので、よろしくお願いいたします。
というわけで、この悪しき既存塀を解体し、フェンス新設という要件が決定しました。
今回、夫婦二人でご挨拶&ご相談に伺いましたが、こういった隣地との交渉は結局、施主が頑張るしかないです。
住友林業担当営業には、解決策についてもっと親身に相談に乗ってもらったり動いて欲しかった、という気持ちはありましたが、ハウスメーカー側は家を建てるのが仕事です。理想の家をしっかり作ってもらうことが一番。
隣地との交渉は施主の責任です。
お隣さんとの相談において気を付けるべきこと
お隣さんへの交渉の際には以下の点に気を付けるとよいと思います。
施主が主体で動く
上述の通り、隣地との交渉は施主の責任です。特に一発目のご挨拶は、きちんと施主が行くようにしましょう。
手土産を持っていく
手ぶらよりなにか持っていく方がご挨拶として適切です。
高すぎない焼き菓子なんかがやっぱり一番ちょうどいい気がします。日持ちもしますしね。
交渉事もすこーしだけ有利に進められると思います。
どうしたいかはっきりと伝える
なにをしたいのかは、はっきりと明確に、誤解のないように伝えることが重要です。
あとで、言ってたことと違う、と思われてトラブルになるのを避けるため、しっかりと伝えましょう。
また、決まっていないことは決まっていない、というのもちゃんと伝えたほうがいいですし、お相手が気にする、着工のタイミングや工期などもわかっていれば伝えるべきですし、未定ならその旨を伝えたうえでおおよその時期をお伝えしておくとよいでしょう。
忙しくないタイミングを考える
朝早い時間や夜などはもちろんNGですが、お昼時や晩御飯の支度時なども避けるとよいでしょう。
10時~11時、14時~16時くらいが一番良いのではないでしょうか。
手短に済ませる
お相手の都合もありますので、要件をしっかり伝え、適度なコミュニケーションが取れたら、早めに切り上げましょう。
長くても10分くらいではないでしょうか。
連絡先を伝える、聞く
お相手との相談・交渉において毎回ご自宅に伺っても良いのですが、不在の場合話が進まなくなるので、できれば相手の連絡先を聞いておくようにしましょう。
その際には、まず
何かありましたらこちらまでご連絡ください
とこちらの連絡先をお伝えすること。そして、
よろしければご連絡先を伺っても良いでしょうか。
と、お相手の連絡先を聞くこと。
実は、最初のご挨拶&相談時は連絡先の交換を忘れていて後悔しました。
ただ双方の関係性もあるので、お相手とのコミュニケーションの状況に鑑みて適切なタイミングで連絡先を交換するのがよいでしょう。
まとめ
今回、隣地の方との交渉で我が家の外構の最大の課題、既存の古いブロック塀を解体&新設できることになりました。
この要件で、緑化とそれ以外の外構業者へ提案&見積依頼をしていくことになります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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