時は2023年6月。住友林業との工事請負契約から1か月が経っていました。
毎週の3時間の打合せで、前回ようやく外装が決定しました。
これから、インテリアに関する部分や外構の詳細を詰めていくフェーズに入っていきます。
敷地調査
ここまで土地の都合上、敷地調査に入れていませんでしたが、
土地の契約が済んだことで敷地調査が完了し、レポートが上がってきました。
結果は、特に懸念事項なし。
ただ、地盤調査は売主の都合上、土地決済後とのお約束でまだ調査に入れていない状態。
なので、地盤改良工事が必要かどうかはまだ未確定。必要となると最悪100万以上の追加費用が掛かってしまう状態です。
ただ、営業担当からは
- 平坦な土地
- 河川が近くにない
- 埋め立て地でない
- 住宅街で元々古屋があった
等の理由から軟弱地盤の可能性は低い
とは言われています。
とはいえ、不安。まあ必要だったら仕方ない。。
土地の決済は、7月末ですので、もうしばらく待ち状態です。
外構プラン
今回の打合せで、住友林業緑化担当からの外構のプランが出てきました。初めての外構プランです。
プラン確認の前に、我が家の敷地の懸念事項をお話ししておきます。
敷地の懸念事項
我が家の敷地の懸念事項は、
- 隣地との敷地境界上に古いブロック塀がある
- そのブロック塀には控え壁がつけてある
- 土地東側に電柱の支線が2本
というものです。
1.隣地との敷地境界上の古いブロック塀
古いブロック塀で、見栄えがかなり悪いです。朽ちてます。
しかも、南側なのでリビングから庭を望む際に必ず目に入るものになります。。
これはなんとしても、綺麗にしたい。毎日目に入るものですからね。
しかし、このブロック塀、
敷地境界の真上に立っているんです。つまりお隣のお宅との共有物です。
なので、例えばこの塀を壊して新しく塀を建てようとするにも、隣地の方との協議・許可が必要ということになります。
昔の隣地境界に立つ塀は、この境界線上に建てて塀を共有しているタイプが主流だったんだそうです。でも、当時の塀を建て替える場合、所有権の認識が曖昧で隣地と揉めるケースが多いのだそう。
思ったより難しい問題です!
2.ブロック塀に控え壁
上記1のブロック塀には後付けで控え壁が付いています。
控え壁とは、主壁に対して直角方向に突き出した補助的な壁のことです。主壁の横荷重を受け止め、地震が起きても倒壊しないよう補強するためのものです。
建築基準法では、1.2m以上のブロック塀には、3.4mごとにこの控え壁を作ることが定められています。
この基準が守られていないことで痛ましい事故が起きてしまい、この基準違反が社会問題になりました。
これを踏まえ、この土地の売主が更地化した際に基準に基づき控え壁を設置した、という流れです。
必要なものなのですが、この控え壁が余計に見た目を悪くしているのも事実。しかも、塀から突起しているのでボードなどをはって綺麗に面をそろえるといった工夫も不可能です。
必要性は理解してますが、やっかいな存在です。
3.東側の電柱支線
敷地の東側道路面の前には、電柱の支線が2本ありかなり邪魔です。
電柱の支線とは、電柱を支える線のことで、黄色いカバーがかかっているアレです。
支線が2本もありますので、この電柱が末端柱という電線の末端にある柱の可能性が高いそうです。
こちらも家の外観や庭からの景観にかなり影響を及ぼすやかっかいな存在です。
懸念事項を上手に解消する外構プランが必要
これら懸念事項、わかったうえで土地購入したので仕方がないのですが、もうちょっとしっかり確認しておけばよかったかも。。と少し後悔している部分でもあります。
外構のプランではこの懸念事項の解消が最大のポイントとなるわけです。それを踏まえ、緑化が出してきたプランを確認していきます。
外構プランの確認
今回、住友林業緑化から出てきた、外構のプランがこちらです。
南側ブロック塀
まず気になったのは、
我が家の外構の最大のポイントである南側ブロック塀がそのままであるということ。
土地を決めた段階からここは住友林業に伝えていたのですが。。
グループ会社とはいえ、別会社。連携が取れていなかったのかも。。
改めて、このブロックを取り壊して新しいものを建てる、もしくは何かしらの方法で見栄えを良くしたい。という要望を緑化担当へ伝えました。
庭入り口
そして、
提案には庭の入り口があるのですが、
これよく見ると電柱の支線が考慮されておらず入ることができません。
庭入り口を設けてほしい、という明確な要望は出していません。
庭の入り口はあるものなのかな?という認識ではいたので、最初にパッと見たときは違和感なかったです。
でも、よくよく図面と現場写真をみて気が付きました。
この入り口、入れなくない??(現場見に行ってないのかな。。)
ここは考慮が漏れていた、とのこと。。。
ですので、一旦庭の入り口はやめるとして再提案してもらうことになりました。
外構プランの概算見積もり
このプランで出てきた概算見積もりが、
382万円
植栽工事は別途73万円ですので
合計455万円
高い高いと聞いていましたが。想像を超えてきました。
グレーチングによるテラス工事費用が、建物本体から外構工事へ移行したのですがこの費用123万を差し引いても332万円です。
これに南側ブロック塀問題が上乗せです。参りました。
再提案を依頼
この打合せの場では、金額に関して高いとか安いとかの話はせず、
- 東側庭入り口をふさぐ
- 南側ブロック塀を提案いただく
- 天然芝を人工芝へ変更
という要件をお伝えし、再提案をしてもらうことにしました。
天然芝はお手入れが行き届いていればとても素敵ですが、共働き夫婦のMoco一家はおそらくそこまで手が回らないと思い、人工芝へ変更依頼をしました。
人工芝の方がコストUPとなりますが、そこはやむなし。
まとめ
住友林業との工事請負契約時に、外構費用として計上していたのは200万円でした。
正直、南側ブロック塀のこともありこの金額は上回るだろうと予測してはいましたが、ここまでとは。。
この金額が妥当なのか、割高なのか。割高なんだろうけれどどれほど割高なのか。
素人には想像もつかない世界です。
各情報サイトを見て確認していくとともに、他の外構業者の検討を急ピッチで進めていくことを決めたのでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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