我が家には大切な愛犬Mocoがいます。
Mocoです!トイプードルです!
愛犬家が家を建てるにあたって、ワンちゃんと快適に暮らすためにはどういった工夫が必要なのでしょう。
ヒトとワンちゃんがお互いに快適な家づくりをするためのアイデアをまとめてみました。
愛犬と一緒に家づくりをする方の参考になれば幸いです。
1. 広々とした居住スペース
犬は活発でエネルギッシュな動物です。
広々とした居住スペースがあると、ワンちゃんがのびのび暮らせます。
広いリビングやオープンなキッチンは、ワンちゃんが快適に動き回れる環境となるでしょう。
2. ワンちゃんにやさしいデザイン
家の中にワンちゃん用のスペースやケージ・ベッドを置くスペースを設けることで、ワンちゃんがリラックスできる場所を確保できます。
我が家も設計段階で、ケージのサイズを伝えてLDKにケージを置くスペースを確保しました。
また、ワンちゃんが窓から外を見ることができる場所も考慮してあげるといいでしょう。お外の様子を見たがる子は多いです。
3.匂い対策
ヒトとワンちゃんが一緒に住むうえでは匂い対策も重要です。
- 脱臭機や空気清浄機などで匂い対策をする
- ペットシーツを脱臭機能付きのものにする
- 換気がされやすい場所にトイレを配置する
などの考慮もあるとよいでしょう。
4. 耐久性・防滑性のある床材
ワンちゃんが歩く際の足先は、人間でいうつま先立ちの状態で、爪が出ている状態です。
ですので、床材には耐久性が求められます。
また、肉球の間にも毛が生えますので、毛が伸びてくるとかなり滑ります。グリップせず空回りする感じです笑
傷がつきにくく、グリップする床材とすることが重要です。
犬用のクッションフロアや、ノンスキッド(防滑ビニル床シート)などを敷く方法もありますが、人間には少々不快です。。
我が家は、1Fの居住スペースはフロアタイルと無垢床材にしました。2Fは挽板です。突板はツルツルして滑るので不採用。
爪傷はもう覚悟のうえです(涙)
5. 快適な室温の確保
ワンちゃんは寒さや暑さに敏感な生き物です。
適切な断熱設計を行い、家全体が季節に応じて適切な温度を保つようにしましょう。
夏冬は、エアコンを終日つけっぱなしになりますので、断熱材や高性能な窓を導入することで、エネルギー効率をあげることが重要です。
また、スイッチボットなどを利用してスマートホーム化し、リモートで温湿度管理ができるとよりワンちゃんが快適に過ごせるでしょう。
6. お庭にドッグラン
ワンちゃんは、お外で遊ぶのが大好き。お庭を利用した簡易ドッグランがあると、ワンちゃんが喜ぶこと間違いなし!
設計段階からお庭の機能や配置を考えておきましょう。
6-1.走れるサイズは欲しい
広範囲に動き回れるように広々としたエリアを確保できればベストですが、確保できない場合でもボール遊びができるくらいの走れるストロークは欲しいところ。
ワンちゃんはもれなく走ることが大好きです。
6-2. 囲まれたエリアにする
安全の考慮は重要です。脱走しちゃったら大変!
お庭には、ワンちゃんの安全を考慮して、頑丈で高いフェンスで囲まれたスペースを設ける必要があります。
愛犬のサイズに合わせて、フェンスの高さを考えましょう。
犬種 | フェンスの高さ目安 |
---|---|
小型犬 チワワ・トイプーなど | 600mm~ |
小型および中型 柴犬、ジャックラッセルテリアなど | 1,200mm~ |
中型および大型 イングリッシュコッカスパニエル、ゴールデンレトリバーなど | 1,500mm~ |
大型 ボーダーコリー、シェパードなど | 1,800mm~ |
6-3. 柔らかい地面
お庭の地面には、犬が骨や関節に負担をかけずに走り回れるような柔らかい素材を使用しましょう。
やはり芝生がいいでしょう。
芝生は、天然芝、人工芝ありますが、人工芝の場合、ワンちゃん用の人工芝の方が良いです。
というのも人工芝は、天然芝のように水分を蒸発させる機能がないため、夏場にはかなり熱くなります。50℃以上になることもあり、素足で歩くと軽い火傷をする可能性もあります。
人工芝は、お手入れという意味では楽ですし、いつでも青々としていて綺麗ですが、初期導入コストは天然芝の倍以上するのでワンちゃんのことも考えると、天然芝のほうがおすすめです。
6-4. 遊び道具や障害物の設置
スペースに余裕がある場合、ワンちゃんが楽しめる遊び道具や障害物を設置すると良いでしょう。
ボールやフリスビー、障害物コースなどを導入できると、もう立派なドッグランですね。
うちはお庭にそこまでの広さは確保できなかったよ、ごめんねMoco。。
パパ・ママと遊べるだけで満足だよ!
6-5. 日陰スポットと水飲み場の配置
ワンちゃんは暑い日にも外で活動したいものですが、十分な日陰スポットを確保してワンちゃんが快適に過ごせるようにしましょう。
また、水飲み場を設置していつでも水分補給ができるようにしてあげるとよいでしょう。
7. 静かな空間の確保
ワンちゃんは騒音に敏感な生き物です。
Mocoは特に音に敏感で、物音がすると怖がったり警戒するので、遮音性を考えた設計にすることを心がけました。
ワンちゃんがストレスを感じることなく安心して過ごせる空間としてあげましょう。
まとめ
大事な家族の一員であるワンちゃんと、快適な暮らしをするために、家づくりで工夫できることはたくさんありますね。
住友林業の家づくりでも、ペットも人も心地よく暮らす家づくりの実例がありました。
犬のために家を作るわけじゃない。
家族のために家を作るんです。愛犬も大事な家族ですよね?
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