前回、住友林業で実際に建てた家を見学しに行ったわけですが、今回は営業担当の方の提案で住友林業のテクノロジーについて詳しく知っていただく機会を設けましょう、ということで、世田谷区瀬田にある東京テクノロジー展示場に行ってきました。
このテクノロジー展示場は、住友林業の担当営業がアテンドしないと入ることができない、つまりかなり商談が進んでいる見込み客しか入れない、そんな展示場です。
なんか特別感あってワクワクする
今回は、東京テクノロジー展示場に行った後、ショールームで見直しプランの確認をしたお話です。
前回までの打合せはこちら
- 1回目:展示場訪問
- 2回目:検討したい旨を伝える
- 3回目:設計士登場
- 4回目:1stプランと値引き&補助金提案
- 5回目:2ndプランと増額
- 6回目:実例見学ツアー
- 7回目:今回
東京テクノロジー展示場
一見さんお断りの東京テクノロジー展示場、外観はモデルルームのようですが中は人が住めるような間取りにはなっていません。
ビッグフレーム構法や、基礎の打ち方、断熱構造、各建築材へのこだわり、遮音性、などなど住友林業のテクノロジーを実際に見て触れて学べる展示場です。
中に入ると、まずはシアタールームに通され、30分くらいの「BF構法すごいぞムービー」とか「石膏ボード強いぞムービー」などを拝見しました。
わかりやすいムービーでした。(暗かったのでちょっと眠くなりました。)
ムービーを見たら、展示場の中を歩いて回ります。
家(展示場)の中に、基礎があります笑。不思議な感じです。
これを見て、「よし、住友林業に決めた!」という人はなかなかいないかも知れませんが、営業が住友林業の技術をアピールする場としては良いのかも知れません。
壁・天井がくり抜いてあり、断熱材とか天井裏のグラスウールとか丸見えです。
そのほか、写真は撮らなかったのですが、住友林業の歴史などの展示もあってなかなか面白かったです。
見直しプランの確認
小一時間ほど、テクノロジー展示場を見た後、ショールームへ移動し、見直しプランの確認を行いました。
これまでのプランおさらい
細かいところ書ききれていませんが、大体こんな感じです。
見直し後のプランに小技テクが
以下が、今回の見直しプランです。
なんか、謎のスペースがある!!
今回のプラン、各所に謎のスペースがあるのと、吹き抜けっぽいものが追加されていました。
これは、床面積を増やすテクなんだそうです。
我が家の土地は、建ぺい率:40%、容積率:80%の、第一種低層住居専用地域。
建てられる家のサイズが一番厳しい用途地域。
この土地に建てる家の床面積は、前回のプランでMAXギリギリ。
そこで今回設計士からいくつかテクニックを使ったプランが提示されたのです。
テク1)デッドスペース
間取りに現れた謎のスペース。探すと4か所ほどあります。
これは、人の出入りができないデッドスペースで、このデッドスペースは容積率に不算入となります。
容積率:80%が増えるわけではありませんが、デッドスペース分、他の居室の面積を増やすことができるのです。
テク2)吹き抜け
リビングの東側に3640x910の小さな吹き抜けが出てきました。
吹き抜けは2Fの床がないわけですから、こちらも容積率に不算入となります。
デッドスペースと同様、他の居室の面積を増やすことに有効、というわけです。
テクニックで得たもの
これらのテクを使って、LDKスペースだけで21畳→22.8畳になり、約3㎡ほど広くなりました。
3㎡ってけっこうな違いだよね?すごいね~
吹き抜けを付ける予定は全くなかったので、かなりサプライズなプランでしたが、パースを確認すると、吹き抜けがあることにより、リビングに入ってきた時の視線や、キッチンからみた視線に抜け感が生まれより広さを感じることができる。
また、吹き抜けの2Fには窓を設置し、光を取り入れた明るいリビングになる。
空気が溜まったり、暖房効果が薄れたりする不安はあるものの、個性があってとても気に入ってしまいました。
しかし細かい点で、キッチンからテレビが見えにくそう、などいくつか気になる点もあったので、また見直しをお願いしました。
見積もり
そして、今回のプランの見積もりの提示がありました。
お見積りこちらです。スッ
リビング以外のところで、
- 鉄骨階段の金額が大きかったので諦め
- 2F各居室に造作家具を追加
など、いくつか提案工事内容が変わったことも踏まえ、前回からさらに金額が100万超あがりました。
んー予算オーバー。だけど、かなり今のプランはいい。。悩ましい。。
この時点で、対抗馬の積水ハウスのプランも出てきていて、住友林業プランも熟成されつつある。
そろそろ契約に向けてハウスメーカーの選定をする時期に差し掛かっていました。
Mocoパパ、動きます
ここまで金額交渉は全くしてこなかったMoco一家ですが、いよいよ具体的なお金の話を進める時が来ました。
今回のプラン大変気に入りました。次回、お金の話をさせてください。
かしこまりました。上司とともに対応いたします。
ということで、次回金額交渉のお話です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント