注文住宅を建てる時の流れは？お金は？タイミングは？解説

注文住宅を建てるにあたって不安だったこと

土地を持っていない我が家が、住み替えで注文住宅を建てるにあたって一番不安だったのが、

建てる流れがよくわからないこと。これに伴って、

いつ、いくら用意しなくちゃいけないのか

が、わからないというのがとても不安でした。

なので今回は、注文住宅を建てる流れとお金のかかるタイミングについてお話したいと思います。

いろんなことを同時進行で進める必要がある

我が家の場合、考えることが大きく４つありました。

土地を既にお持ちの場合、現住所有物件がない場合はこの限りではありませんが、

我が家の場合、これら４つを同時並行で進めていかないといけません。

現住物件の売却査定がないと、資金計画＆ライフプランがたてられません。

資金計画＆ライフプランがたってないと、建物プランの検討ができないですし、

建てる土地が決まってないと、建物のプランが出せないです。

そして、建物のプランがないとローンの事前審査が出せません。

つまりどれが欠けても先に進めない。

なので同時に進めていかないといけないのです。

しかも、この４つを検討する相手がそれぞれ違う。

注文住宅を建てる流れと支払タイミングについて

我が家の場合ではありますが、以下に流れを簡単にまとめてみました。

注文受託を建てる流れ（※赤字はお金の支払）

土地の検討	建物の検討	住宅ローンの検討	現住物件の売却検討
			売却物件査定
資金計画＆ライフプラン
土地探し	ハウスメーカー選定 ※申込金支払
土地申込 （買付証明or購入申込）	建築プラン出し
		銀行選び＆事前審査
土地契約 ※手付金・印紙代支払
	建築プラン詳細検討
	ハウスメーカー決定
	工事請負契約 ※契約金支払
		ローン本審査
土地引き渡し（決済） ※購入金額残額、仲介手数料支払		融資実行もしくはつなぎローン
	基本設計確認
	基本仕様確認
	基本設計確定 建築確認申請
	外装・内装・水廻り
	インテリア・エクステリア
	契約後打ち合わせ完了 総予算確認
	着工前最終合意
	着工準備（地鎮祭等）
			媒介契約 売り出し開始 内覧 売買契約 ※手付金受取
	着工 ※着工金支払	融資実行もしくはつなぎローン
	建方 ※中間金支払	融資実行もしくはつなぎローン
			引き渡し ※売却代金受取
	竣工・引き渡し ※請負金額残支払	融資実行

１．土地の検討

我が家は土地を持っていないので、土地を探すことから始めました。

探す過程や契約プロセスについては追って記事にしたいと思いますが、

ざっくりいうと、

土地探し、申込、契約、引き渡しです。

お金は、契約時と、引き渡し時にかかります。

２．建物の検討

メインディッシュですね。

ハウスメーカー候補の選定から、プランの検討、契約、契約後打ち合わせ、等々。

どうやってハウスメーカーを選ぶか、というのは家づくりの最重要ポイント。

我が家は住友林業と契約しましたが、そのハウスメーカー選定プロセスについては別記事にて。

お金は、ハウスメーカーによって変わりますが、

申込時、工事請負契約時、着工時、建方時、引き渡し時にかかります。

ちなみに住友林業と契約した我が家は、

申込時、工事請負契約時、引き渡し時の3回だけです。それ以外の支払いはありません。

この辺も追って記事にしますね。

３．住宅ローンの検討

お金がないと建てられません。

住宅ローンをどこで、どう組むか。を検討します。

資金計画、ライフプラン作成においては、いくらまで自分たちが借りられるのか。

また、どういう返済計画を立てて、ライフプランを考えるのか。

シビアな世界ですが必要な検討ですね。

超低金利時代の住宅ローンの組み方など、我が家で検討したことが参考になればと思います。

追って記事にしますね。

４．現住物件の売却検討

ここは、現在持ち家がある方で、住み替えで注文住宅を建てようと思っている方が対象になります。

現在、賃貸住まいの方や実家住まいの方は関係がない項目になります。

持ち家を住み替えする場合、

の２つの考え方があります。

これは、簡単に言うと、

というものです。

後者の買い先行、つまり仮住まいをしないで建てる方が、手間やお金がかからないわけですが、

買い先行できるかどうかは、その人のポテンシャルになります。

つまり、現住物件の残債を残しつつ住み替え物件のローンをフルで組めるポテンシャル（信用）があるか、ないか。

ということです。

我が家は、買い先行が可能で、仮住まいはしなくていい選択となりましたが、

なるべく借入額を抑えたいから売り先行にする、という方もいると思いますし、

この辺りは、その方の考え方次第なのかな、と思います。

まとめ

いろいろなことを同時に進める必要がある、家づくり。

我が家の場合、不動産会社の友人と一緒にハウスメーカー側営業担当も巻き込んで進めましたが、

そういう繋がりがない方の場合、ハウスメーカー側営業担当に相談しながらすすめていくことが一番良いと思います。

ハウスメーカーの営業担当は、これらの要素を踏まえた家づくりのプロです。

建てる方それぞれの事情を考慮して、進めてくれるものですし、

それを任せられるハウスメーカーを選ぶことが肝要なのかな、と思います。

今後、この流れに沿った我が家の家づくりのプロセスを記事にしていきたいと思います。